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石井 |
佐藤さんはいつお目にかかってもお元気ですね。そんな佐藤さんに今日は「ガン」をテーマにお話を伺います。
日本ではガンによる死亡数は3人に1人といわれているほど、身近な病気になっていますが、ご存知ですか?
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ゲスト |
まあ、そうなんですか。
そんなに高い確率だとは知りませんでした。でも、私には実感がありませんね。 |
石井 |
佐藤さんのように元気な方はそうかもしれませんね。でも、最近の厚生労働省の統計では、驚くことに40代以上の死因をみると2人に1人がガンで死亡しています。ですから、佐藤さんか僕か、どちらかがガンになっても不思議ではありません。 |
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TOP>ガンの現状 |
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ゲスト |
でも、私はまだまだ、自分がガンになるなんて考えられませんね。 |
石井 |
30・40代ではそう思っている方が大半でしょうね。その危機意識のなさが一番の問題です。女性30代の死因トップはガンであることは紛れもない事実です。 |
ゲスト |
えっ、本当ですか? |
石井 |
残念ながらその通りです。
ガン患者は若年化していますから、佐藤さんにとっても招かざる客ではありますが、実は身近な存在なんですね。 |
ゲスト |
今まで考えたこともありませんでした。
ガンになったら一体どんな生活になるのでしょうか。仕事もできなくなるのでしょうか・・・。 |
FPから一言
ガンデータのまとめ
ガンによる死亡は全体で3人に1人の割合
40代以上では2人に1人がガンで死亡
性別でみると女性では30代が1位
男性は40代で1位
若年化が進む
ガンは他人事ではありません。
ガンに対する備えは早くから行いましょう。
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ガンと死亡率
ガンの死亡者は年々増加傾向にあり、平成17年度は1,083,796人のうちガン死亡者は325,941人と3人に1人が、ガンで死亡しています。
ガンによる死亡者数は25年前と比較すると2倍以上になっています。
ガンによる死亡者は年々増加の一途をたどっています。(図1)
年代別に死因を見てみると40歳代以上が死因の1位となっており、全体では3人に1人が死亡するというデータになっていますが、50歳代、60歳代は2人に1人がガンで死亡するといっても過言ではないほど、ガンで死亡する数が高くなっています。(図2)
男女別死因順位
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主死因別年次推移
厚生労働省「H17年人口動態統計確定分」(図1)
年代別死因順位
厚生労働省「H17年人口動態統計確定分」(図2)
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1位 |
2位 |
3位 |
4位 |
5位 |
19歳以下 |
不慮の事故 |
自殺 |
がん |
心疾患 |
肺炎 |
20歳代 |
自殺 |
不慮の事故 |
がん |
心疾患 |
脳血管疾患 |
30歳代 |
自殺 |
がん |
不慮の事故 |
心疾患 |
脳血管疾患 |
40歳代 |
がん |
自殺 |
心疾患 |
脳血管疾患 |
不慮の事故 |
50歳代 |
がん |
心疾患 |
自殺 |
脳血管疾患 |
不慮の事故 |
60歳代 |
がん |
心疾患 |
脳血管疾患 |
不慮の事故 |
肺炎 |
70歳代 |
がん |
心疾患 |
脳血管疾患 |
肺炎 |
不慮の事故 |
80歳以上 |
がん |
心疾患 |
肺炎 |
脳血管疾患 |
老衰 |
がん死亡者数
厚生労働省「H17年人口動態統計確定分」
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全体 |
30歳以下 |
40歳代 |
50歳代 |
60歳代 |
70歳代 |
80歳以上 |
死亡者全体 |
1,083,796 |
28,110 |
25,992 |
78,543 |
143,087 |
280,187 |
527,224 |
がん死亡者 |
325,941 |
3,875 |
8,232 |
34,061 |
66,692 |
108,944 |
104,122 |
がん死亡率 |
30.1% |
13.8% |
31.7% |
43.4% |
46.6% |
38.9% |
19.7% |
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